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永遠-の-桃花-31-話
  1. 『怪談オウマガドキ学園4時44分44秒の宿題 10巻』|感想・レビュー - 読書メーター
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『怪談オウマガドキ学園4時44分44秒の宿題 10巻』|感想・レビュー - 読書メーター

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(嘘だ、敏志はいた……! 間違いなく、ずっと一緒に……!) 「じゃ、じゃあ、この時計は? この時計は、誰の? おじさんのじゃないの……?」 律は左手を突き出した。広げた掌から、シルバーの、男物の腕時計が現れた。 「コレは……」 敏志の姉は、驚いたようにその腕時計を取り上げ、まじまじと見つめた。 「コレ、うちのお父さんが、三日前に失くしたやつ……。どうしてりっちゃんが持ってるの? まさかりっちゃんが……」 「違うよ。敏志が持ってたんだよ」 律は、彼女の手の中から時計を奪って、叫んだ。 「敏志は、いたんだ……! どうして忘れちゃうの? こんなに大切なことなのに! どうしてみんな、いないなんて言うの?!

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怪談オウマガドキ学園 常光 徹 責任編集/ 村田 桃香 、 かとう くみこ 、 山﨑 克己 絵/ 怪談オウマガドキ学園編集委員会 編 皿屋敷お菊先生が、宿題の束をもって、教室に入ってきました。「今日は宿題を出します。提出の時間は守ること! 期限は4日後の4時44分44秒です」その〆切の時刻をまもれないと……。 10巻では、「数」をテーマに、怖い話を13話収録。休み時間のコラムでは、先生たちの七不思議を教えちゃうよ! 定価 748円 (本体680円+税10%) 初版:2014年10月15日 判型:新書判/サイズ:17. 3×12. 3cm 頁数:160頁 小学3・4年~ ISBN:978-4-494-01659-4 NDC:913 推薦のことば 「怖れ」と「畏れ」の境界 2015年4月1日 子どもたちは怖い話が大好きだ。「怪談オウマガドキ学園」シリーズも大人気である。図書室に入ったとたん、子どもたちが次つぎと手にとっていく。しかし、今回は反応が少々異なる。 「先生、この本に載っているお話って、ただ怖いんじゃないよ。何て言ったらいいのかなあ……そう、不思議なものとの付き合い方を教えてくれている感じがするんだよね」 このシリーズの作品は、古くから伝わっている民話や伝承がベースとなっている。 これらの話には、昔から人びとが畏怖していたものが含まれている。不思議な現象に対し、怖いと思うのと同時に、敬う気持ちをもつのだ。それは日本にかぎらず、どこの国の人であっても同様である。「怖れる」のか「畏れる」のか。その境界を子どもたちは鋭く感じるからこそ、このシリーズを手にとるのだろう。 ところで、このシリーズの表紙には、学校の写真が使われている。 「あっ、これってうちの学校かな? ほら、こっちから見たときの……」 「ああ! ホントだ。すごい。うちの学校、本になっちゃった!」 「オウマガドキ学園」は、もうひとつの自分の学校なのだ。 花岡 和美(はなおか かずみ/小学校教諭)

鼓動が高鳴り、自分が呼吸する音が、鬱陶しいくらい大きく聞こえてくる。 (大丈夫、大丈夫……) 一歩、一歩、階段を踏みしめる。 (あの時と同じようにすればいいんだ、そうすればきっと、敏志を連れ戻せる) 律は何故かそう思い込んでいた。 ただただ、敏志を救いたいという想いが、律を動かしている。 三段目。あと一段。時計を見る。あと三十秒。 「大丈夫、敏志はいる……。帰ってくる」 カチ、カチ、カチ……。 「三十五、三十六、三十七……三十八、三十九、四十……四十一……」 右足を上げる。 「四十二……四十三、四十四!」 律は息を呑んだ。 「あ、あれ……?」 四段目に、立っていた。 穴が開かない。吸い込まれることも、ない。 「なんで……? 何で落っこちないの……?」 予定では、穴が開いて、そこへ飛び込んで、敏志を助けに行くつもりだったのに。もしかしたら、本当に、あの出来事は嘘だったんじゃないかとすら思えてしまう。 「敏志、帰ってこないじゃん……!」 気が抜け、屈みこんだ。──と、左手だけが、身体に付いてこない。何故か、高い位置に留まったままだ。 律は隣に気配を感じて、そっと、顔を上げた。 律の手を、誰かが握っている。律より少し大きい、子供の手。プールに入りすぎて、真っ黒に日焼けした、男の子の手。 「ただいま」 敏志だった。 照れくさそうに、律を見つめている。あのときのまま、左手に、律が握り締めていたはずの腕時計をして、はにかんでいる。 「敏志……!

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  • ⑩4時44分44秒の宿題 (怪談オウマガドキ学園) :常光 徹/村田 桃香/かとう くみこ/山﨑 克己/怪談オウマガドキ学園編集委員会 - 童心社
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Saturday, 25 December 2021